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年間100冊本を読む僕がおすすめする!本当に面白い芥川賞受賞作品7選!

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「読書をしたいと思ったときに何を読めばいいか迷う時はありませんか?」

そんな時は、とりあえず芥川賞の作品を読めば安泰です。

芥川賞作品をおすすめする理由として、選ばれるだけあってもちろん面白いですし、読んでいる人も多いので感想を語ることもできるし、話のネタにもなります。

ですが、芥川賞ノミネート作品ってかなりあるんですよね笑

そこで、年間100冊本を読む僕がおすすめする実際に読んでみた、「芥川賞」受賞作品を紹介します。

目次

芥川賞とは

芥川竜之介を記念し、1935年(昭和10)文芸春秋社の菊池寛が設けた文学賞。年二回、すぐれた純文学の作品を発表した新人作家に贈られる。

芥川賞(あくたがわしょう)とは - コトバンク

だそうです。

要は、無名な小説家に取ってチャンスの場であり、また、読み手からしたら、新しい作品を知れるきっかけにもなるイベントです。


正式には、「芥川竜之介賞」と言います。

芥川賞と直木賞の違いは

芥川賞がこちらです。

雑誌(同人雑誌を含む)に発表された、新進作家による純文学の中・短編作品のなかから、最も優秀な作品に贈られる賞です(公募方式ではありません)。

各賞紹介|公益財団法人日本文学振興会

一方、直木賞がこちら。

新進・中堅作家によるエンターテインメント作品の単行本(長編小説もしくは短編集)のなかから、最も優秀な作品に贈られる賞です(公募方式ではありません)。

各賞紹介|公益財団法人日本文学振興会

純文学かエンターテインメント作品かの違いです。

主に純文学は「芸術性」を意識した作品で、エンターテインメント作品は「大衆文学」と呼ばれ、娯楽に重きを置いた作品を指します。

今回紹介するのは、「芸術」に重きを置いた、「純文学」作品です。


『限りなく透明に近いブルー』 村上龍

舞台は東京、基地の町、福生。ここにあるアパートの一室、通称ハウスで主人公リュウや複数の男女がクスリ、LSD、セックス、暴力、兵士との交流などに明け暮れ生活している。明日、何か変わったことがおこるわけでも、何かを探していたり、期待しているわけでもない。リュウは仲間達の行為を客観的に見続け、彼らはハウスを中心にただただ荒廃していく。そしていつの間にかハウスからは仲間達は去っていき、リュウの目にはいつか見た幻覚が鳥として見えた。

wikipedia参照

1976年受賞作品です。

村上龍の作品の中では1番有名です。

この作品は大学時代に読んだのですが、味わったことがないで世界だからこそ、わくわくしながら読んだのを覚えています。

ただ、読み終えた後は心にぽっかりと穴が開いたような感覚でした。


興味や楽しさ、不安、怖さいろいろな感情を味わえる作品です。


ちなみにミッシェルもこの作品が大好きすぎて曲にしたらしいです。

リリィ

リリィ

  • THEE MICHELLE GUN ELEPHANT
  • ロック
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes



『蹴りたい背中』 綿矢りさ

理科の授業で仲間外れにされたハツは、同じ班のにな川が読んでいる女性ファッション誌のモデル(オリチャン)に目がとまる。ハツは中学生のとき、隣町の無印良品でオリチャンに会ったことがあり、そのことを言うとにな川は興味を持つ。放課後彼の家に呼ばれ、そこでにな川がオリチャンの大ファンであると知る。後日ハツはにな川に頼まれ、オリチャンと会った無印良品へ向かう。そしてにな川の家で休憩する二人だったが、ハツはオリチャンのアイコラ(にな川作)を見つける。ハツは異様な気分になり、にな川を後ろから思い切り蹴り倒す。

wikipedia参照

2003年受賞作品です。

蹴りたい背中ってのはいじめになるのか愛情表現になるのか…

好きな人をいじめたいという青春期によくある感情を抱きました。

それをこのタイトルで表現するの綿矢りささんに感無量です。


『猛スピードで母は』 長嶋有

「猛スピードで母は」は、北海道で暮らす小学5年生の慎と母親の1年あまりの生活を描いた作品。大人の内面にはいっさい立ち入らず、慎の視線に寄り添う三人称体による語りが、子ども独特の皮膚感覚や時間感覚をうまく描き出している。さまざまな問題に直面しながらも、クールに現実に立ち向かう母親の姿を間近で見ることで、自らも自立へと誘われていく慎の姿が感動的だ。先行する車列を愛車シビックで「猛スピード」で追い抜いていく母親の疾走感覚は、この作品のテーマに直結している。物語の結末で示される国道のシーンは、読者の心に強く残るだろう。

Amazon参照

2001年受賞作品です。

シングルマザーの母親の離婚など過酷な環境の中、少年の芯の強さが印象的でした。

僕が印象的だったのは、母親の「私、結婚するかもしれないから」という発言に対して、少年は「すごいね」という言葉をかけます。


普通こんなこと言うかな笑


一見、シリアスそうなテーマの中に少しのユーモアが入り組んでいて、長嶋有の個性が光る作品です。

『土の中の子供』 中村文則

27歳のタクシードライバーをいまも脅かすのは、親に捨てられ、孤児として日常的に虐待された日々の記憶。理不尽に引きこまれる被虐体験に、生との健全な距離を見失った「私」は、自身の半生を呪い持てあましながらも、暴力に乱された精神の暗部にかすかな生の核心をさぐる。人間の業と希望を正面から追求し、賞賛を集めた新世代の芥川賞受賞作。

Amazon参照

2005年受賞作品です。


「僕は土の中で産まれたんですよ」


この言葉が印象的でした。

主人公は幼少期に親に虐待を受け、捨てられ、挙句の果てに山の中に埋められます。


暴力的な描画や、悲壮感漂う会話に何度か胸が痛くなりました。


同性相手の女性の存在がせめてもの救いです。

暗めの物語が苦手な人にはあまりおすすめできない作品ですが、芥川賞を受賞するだけあって、かなり読み応えのある作品です。


『コンビニ人間』 村田沙耶香

36歳未婚女性、古倉恵子。大学卒業後も就職せず、コンビニのバイトは18年目。これまで彼氏なし。日々食べるのはコンビニ食、夢の中でもコンビニのレジを打ち、清潔なコンビニの風景と「いらっしゃいませ!」の掛け声が、毎日の安らかな眠りをもたらしてくれる。ある日、婚活目的の新入り男性、白羽がやってきて、そんなコンビニ的生き方は恥ずかしいと突きつけられるが…。「普通」とは何か?現代の実存を軽やかに問う衝撃作。

Amazon参照

2016年受賞作品です。

主人公、古倉のサイコパス説がある作品です。

例えば、小さいころに鳥が死んでしまって友達が悲しんでいる中、この鳥、焼き鳥にしよう!」という発言や、喧嘩している友達を黙らすためにスコップで頭を勝ち割るという、なかなか普通ではない行動をします。

この作品では、一般的に「普通ではない」という人間に対して、社会のあり方をリアルに表現しているようで、かなり心苦しいです。

何が普通で、何が普通じゃないのかそれを決めるのは何か!かなり深いテーマではあるのでが、文章は堅苦しいことはなく、一時間程度で読める作品となっています。


『火花』又吉直樹

売れない芸人の徳永は、天才肌の先輩芸人・神谷と出会い、師と仰ぐ。神谷の伝記を書くことを乞われ、共に過ごす時間が増えるが、やがて二人は別の道を歩むことになる。笑いとは何か、人間とは何かを描ききったデビュー小説。

Amazon参照

2015年受賞作品です。

芸人、又吉の作品で、デビュー作で150万部発行したというとんでもない作品です。

僕は最初、どうせ知名度だろと思いながら、この作品を手に取ってみたのですが、めっちゃ面白い!

北野武や品川佑などの芸人の作品を見て思うのですが、どこでオチを持ってくるか、お客さんはどこで喜んでもらえるかという点を理解した上で作品を作る才能を持っている感じました。

この「火花」も作者は、芸人の又吉ということで、仕事を通して培った起承転結を理解し、さらに知名度もあるので、最高のデビュー作品だと感じました。

ネタにもなるので、ぜひ手に取ってみてください。


『蛇を踏む』 川上弘美

藪で、蛇を踏んだ。「踏まれたので仕方ありません」と声がして、蛇は女になった。「あなたのお母さんよ」と、部屋で料理を作って待っていた…。若い女性の自立と孤独を描いた芥川賞受賞作「蛇を踏む

Amazon参照

1996年受賞作品です。

不思議な小説で、何が本当で何が嘘なのか、わからない間に最後まで読んでいました。

Amazonのレビューで独特な感想があったのでそれも載せておきます。

 以前住んでいた街の、大好きな古本屋のおじさんが「川上弘美は力がある。『蛇を踏む』は明らかに、性的・男性を描いている」といっていたのを思い出します。わたしが読んだ時は、そういう風にイメージをしなかったのですが、いかようにも読んだ人のイメージといいますか、「妄想」を膨らませ、そしてぽわ~んとさせてしまう、本当に魅力的な一冊です

Amazonレビュー参考

僕は、現実から逃げたいときはこの作品を読んでいます。

直木賞のおすすめはこちらです。
www.awaawa01.com